歯の解剖学(歯科技工学)歯の外形と内形 歯頸線(しけいせん)

こんにちは。きりん(@kirinaccount)です。

「歯学に興味がある」

という方向けに載せてみました。

歯は大切ですね

歯の解剖学(歯科技工学)

について載せています。

歯の外形(はのがいけい)

歯はその機能を担当する歯冠(しかん)と

それを支持する働きをもつ歯根(しこん)の

2つの部分に区別される。

ヒトの歯においては

歯冠(しかん)(crown of tooth)は

エナメル質に覆われ

歯根(しこん)(root Of tooth)は

セメント質に覆われている。

 しかし動物の歯は多様性に富み

エナメル質がほとんど

みられない歯(マッコウクジラ)

歯冠をセメント質に

包まれた歯(ゾウ、ウシなどの臼歯(きゅうし))

さらに

歯の唇側面(しんそくめん)(外側面)(がいそくめん)

をエナメル質

舌側面(内側面)(ぜっそくめん)を

セメント質が覆って歯根をもたない歯

(ラットの切歯など)もあるので

エナメル質や

セメント質の存在のみをもって

歯冠や歯根を規定することはできません。

 ヒトにおいては

歯冠と歯根の移行部

すなわちエナメル質とセメント質との

境界線を歯頸線(しけいせん)という

(cervical line)といいます。

歯頸線は一直線ではなく

ある部分は歯根のほうに

ある部分は

歯冠のほうに波を描くように

一定の緩い彎曲(わんきょく)

 を描きながら歯を

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取り巻いて走っています。(写真は

ライオン研究から引用しています。)

歯冠と歯根の移行部は

歯種(ししゅ)によって多少の差はあるが

だいたいにおいて

くびれているのが普通で

その部分を(neck of tooth)

といいます。

歯頸(しけい)は歯頸線(しけいせん)の上下にある

歯冠と歯根の一部を含みます。

 生体において、歯肉より外に現れ

口腔内に露出している部分を

臨床的歯冠(りんしょうてきしかん)

(clinical crown)

歯周組織に埋まって

外からみえない部分を

臨床的歯根(clinical root)という。

臨床的歯冠および臨床的歯根は

解剖学でいう歯冠

(解剖歯冠)(anatomical crown)

および歯根(解剖歯根)(anatomical root)

とは

一致しないことが多いです。

たとえば

歯の萌出(ほうしゅつ)が完了した直後は

歯肉がエナメル質の一部を覆い

歯小皮(ししょうひ)で

有機的に結合しているため

臨床的歯冠は解剖歯冠(かいぼうしかん)より短く

臨床的歯根は

解剖歯根(かいぼうしこん)より長いです。

一方

解剖歯冠の枠を越え歯肉が

退縮している場合には

セメント質に

覆われた解剖歯根の一部が

口腔内に露出してくるので

臨床的歯根は

解剖歯根より短くなります。

つまり臨床的歯冠または臨床的歯根は

歯に対する

歯肉炎の位置を基準としているため

その位置が病状や加齢で変化すれば

必然的に範囲も変わるのです。

 歯の内径(はのないけい)

歯を縦断(じゅうだん)すると

歯の外形(がいけい)にほぼ一致した形の

象牙質(ぞうげしつ)があります。

(写真はライオン研究社から引用しています)

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象牙質は歯冠(しかん)に相当する部分を

エナメル質に

歯根に相当する部分をセメント質に

それぞれ覆われています。

象牙質の内部には

これの外形によく似た

歯髄腔(しずいくう)(pulp cavity)が

歯冠部から歯根の根尖部(こんせんぶ)にかけて

観察され

根尖孔(こんせんこう)に通じています。

歯髄腔(しずいくう)は神経や血管に富む

歯髄(しずい)(dental pulp)によって

満たされています。

“歯科技工学 歯の解剖学 引用”

まとめ

歯小皮(ししょうひ)は酸性に強く

エナメル質を保護していますが

萌出後すぐに消失することが多いです。

歯茎から上と下で分けています。

体調管理に気をつけて

合格まで頑張ってください。

応援しています。

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