民法 代理(復代理) ③ 宅建 宅地建物取引士 試験対策 パーフェクト宅建

こんにちは。きりん(@kirinaccount)です。

 

宅地建物取引士 試験対策 民法 代理(復代理) ③ 

パーフェクト宅建

 

 

重要度A

 

代理(復代理) ③

 

Aは、Bの所有する建物の売却について、Bから代理権を与えられた。 この場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。

 

①   Aが買主を探している間に、強風によって建物の一部が破損し、Bに無断で第三者に修繕させた場合、Bには、修繕代金の支払いを負担する義務はない。

②   AがBの友人である場合、Aが急病のためやむを得ない事情があれば、Aは、Bの承諾がなくても、さらにCを代理人として選任し、Bの代理をさせることができる。

③   AがAの友人Dを復代理人として選任した場合、選任する際にBの許諾を得ていたときは、Aは、その選任及び監督について、本人に対して責任を負う。

④   Aが復代理人Eを適法に選任した場合、Aの代理権は消滅するため、Aは、Bの代理人としてFと建物の売買契約を締結することができない。

 

正解   ②

 

① 誤り。 建物を修繕する行為は、保存行為に該当する。これは代理権の権限内の行為の範囲である。したがって、本人Bは修繕代金を負担する義務がある(民法103条1号)。

攻略Point

代理人の権限→「保存行為」「利用行為」「改良行為」がある

 

② 正しい。委任による代理人Aは、「本人Bの許諾」を得るか、「やむを得ない事由」があるときの「いずれか」であれば、復代理人を選任できる(同法104条)。

攻略Point

復代理人の選任(任意代理)ができる場合は、下記の「2つ」のみ

      1.  本人の許諾を得ている場合

  1.  やむを得ない事由がある場合

 

③ 誤り。 代理人Aは、本人Bの許諾を得て復代理人を選任したときは、 本人Bに対し、全責任を負う。

攻略Point

・任意代理の場合→ 全責任を負う

・法定代理の場合→「全責任」を負う。ただし、やむを得ない事由で選任した場合は、選任と監督に対してだけ責任を負う

 

④ 誤り。 復代理人は、本人及び第三者に対して、その権限の範囲内において、代理人と同一の権利を有し、義務を負う(同法106条2項)。しかし、復代理人を選任しても、代理人は代理権を失わないので、Aは、代理人としてFと売買契約ができる。

攻略Point

下記の相違に注意!

・    代理人が「復代理人」を選任した場合 ⇒代理人の代理権は消滅しない

・「代理人」の代理権が消滅した場合→「復代理人」の代理権も消滅する

 

基本ルール

 

 

Q.「復代理人」は、どのようなときに「選任」できるのですか?

A.任意代理と法定代理では、復代理人の選任は異なります。

 

      1.任意代理の場合

a. 「本人の許諾」を得ているとき

b. 「やむを得ない事由」があるときに選任できる

 

     2.  法定代理の場合

「常に」復代理人を選任できる

 

参考・関連リンク

代理の基本的事項/代理の「行為」と「効果」/復代理/無権代理/表見代理 宅地建物取引士 試験 民法

 

前回の問題

民法 代理(代理人の資格・権限) ② 宅建 宅地建物取引士 試験対策

 

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