5問免除 統計 宅建 宅地建物取引士 試験対策 パーフェクト宅建
こんにちは。きりん(@kirinaccount)です。
5問免除科目 統計 宅地建物取引士 試験対策
パーフェクト宅建
重要度A
統計
宅地建物の統計等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (本問は平成31年4月1日現在の数値であり、令和22年度試験については、最新の数値をホームページでご確認ください。)
① 平成31年3月に公表された地価公示(国土交通省)によれば、平成30 年1月以降の1年間の地価変動率は、全国平均でみると商業地及び住宅地はともに2年連続上昇した。
② 平成31年1月に公表された建築着工統計(国土交通省)によれば、平成30年の新設住宅着工戸数は約94万2,000戸で、2年連続の増加となった。
③ 法人企業統計(財務省)によれば、平成30年度の不動産業の売上高と経常利益はともに増収増益となった。
④ 令和元年版土地白書によれば、平成29年の売買による土地所有権移転登記の件数は全国で約132万件となり、前年より6.7%増となった。
正解 ③
① 誤り。 平成30年1月以降の1年間の地価変動率は、全国平均でみると 「住宅地」は2年連続上昇した。しかし、商業地は4年連続上昇となった(平成31年地価公示・国土交通省)。
攻略Point 1
「地価公示」については、住宅地・商業地別について、下記の内容を覚える
1. 地価公示による地価の「上昇・下落」
2. 上昇・下落幅の「拡大・縮小」
② 誤り。 平成30年の新設住宅着工戸数は942,370円であり、2年連続 「減少」となった(対前年比2.3%減)(建築着工統計・国土交通省)。
攻略 Point
「新設住宅着工戸数」については、下記の内容を覚える
1.新設の住宅着工数についての「戸数」
2.着工戸数が対前年比で「増加したのか?」それとも「減少したのか?」
③ 正しい。 平成29年度の不動産業の「売上高」は前年度比1.0%の「増収」となった。また、「経常利益」は、前年度比13.8%の「増益」となった(法人企業統計・財務省)。
攻略Point
「法人企業統計」では、不動産業の「売上高」と「経常利益」について 「数値」と「傾向」のほか、不動産業の占める「割合」を覚える
④ 誤り。 平成30年の売買による「土地所有権移転登記の件数」は全国で約131万件(前年比0.7%減)となっており、4年ぶりの減少となった。
攻略Point
「土地白書」については、下記の内容を押さえる
→ 「土地の所有権移転登記数」「宅地の供給量」「全国の土地取引面積」
基本ルール
Q. 統計の問題は、 どのような内容についてよく出題されるのですか?
A. 統計は、下記の統計が出題されています。
(出題される主な統計の内訳)
|
出題される主な内容 |
過去10年出題 |
地価公示(国土交通省) |
全国の地価公示、三大都市圏の地価公示、地方圏の地価公示 |
9回 |
建築着工統計(国土交通省) |
「年間」の新設住宅着工戸数、「年度」の新設住宅着工戸数 |
10回 |
法人企業統計 (財務省) |
不動産業の売上高、不動産業の経常利益 |
8回 |
土地白書(国土交通省) |
土地の所有権移転登記数、全国の土地取引面積、宅地の供給量 |
9回 |
国土交通白書(国土交通省) |
宅建業者数、指定流通機構の新規登録件数 |
3回 |
参考・関連リンク
・統計の学習方法と種類/出題される主な統計の内訳/建築着工統計・土地白書など 宅地建物取引士 試験 免除科目
前回の問題
・5問免除 独立行政法人住宅金融支援機構 2. 宅建 宅地建物取引士 試験対策
次の問題
・5問免除 不当景品類及び不当表示防止法 宅地建物取引士 試験対策
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