歯の組織/歯の解剖学/歯科技工/細胞についてつづっています

こんにちは。きりん(@kirinaccount)です。

 

 引用しています 歯科技工学 歯の解剖学

            

            みだし

           1. 歯の組織・エナメル質 
            1-1. エナメル小柱(しょうちゅう)
            1-2. 線維(せんい)
            1-3. 線維膜(せんいまく)
            1-4 エナメル質細胞
           2.象牙質
            2-1. 線維 観察できる細胞
            2-2. 象牙細管
            2-3. 管周象牙質
            2-4. 成長線
            2-5. 球間象牙質
            2-6. 顆粒層(かりゅうそう)
           3. セメント質
            3-1. セメント質の性質-①
            3-2. セメント質の性質-②
            3-3. セメント質の性質-③
           4. 歯髄
            4-1. 歯髄の由来
            4-2. 歯髄の機能
            4-3. 歯髄の加齢

 

 

  
   1 歯の組織
   歯はエナメル質、象牙質(ぞうげしつ)、セメント質の3種の硬組織(こうそしき)と歯髄組織(しずいそしき)からなります。また、歯の硬組織(こうそしき)の一つであるセメント質のほか、歯根膜(しこんまく)、歯槽骨(しそうこつ)、歯肉(しにく)などは歯周組織(ししゅうそしき)(periodontium)とよばれます。

    1 エナメル質
    歯の歯冠部(しかんぶ)にみられるエナメル質は、生体内(せいたいない)で最も硬く、モース硬度計で6~7°で、水晶に相当する硬さをもちます。
重量比でいうと96%がリン酸カルシウム(hydroxyapatite)などの無機質、2%が有機質および2%が水分からなっており、乳歯(にゅうし)では無機質の割合が永久歯(えいきゅうし)よりやや低いです。無機質のうち、リン酸カルシウムの含有量(がんゆうりょう)が最も多いです。無機質の含有量(がんゆうりょう)が多いため、エナメル質は硬いが、もろく壊れやすくなっています。有機質はおもにエナメルタンパク質(エナメリンenamelin)です。

   切縁(せつえん)や咬頭部(こうとうぶ)が最も厚く、2.0~2.5mmも厚さとなるが、歯頸側(しけいそく)に近づくにしたがって薄くなります。また、舌側(ぜっそく)よりも唇頬側(しんきょうそく)のほうが厚いです。

   色調は白色または灰白色(かいはっしょっく)ですが、切縁(せつえん)や咬頭以外(こうとういがい)のところではエナメル質を透して(とおして)みえる象牙質(ぞうげしつ)の色によって黄白色(おうはくしょく)にみえます。

   高度に石灰化しているエナメル質は、酸につけると溶解(脱灰)(だっかい)してしまうので、エナメル質の組織学的な観察には、薄く研磨(けんま)した歯の切片(せっぺん)を用いることが多いです。

  1.エナメル小柱(えなめるしょうちゅう)
エナメル質は、発生学的には上皮由来(じょうひゆらい)です。エナメル質の基本単位はエナメル小柱(えなめるしょうちゅう)(enamel rod)で、1本のエナメル小柱(えなめるしょうちゅう)は1個のエナメル芽細胞(えなめるがさいぼう)によってつくられます。
小柱の径(しょうちゅうのけい)が大きくなります。小柱(しょうちゅう)の数は歯によって異なりますが、大体500~1,200万本程度とされています。小柱鞘(しょうちゅうしょう)(sheath of rod)とよばれます。有機質に富んだ薄い層につつまれ、小柱と小柱(しょうちゅう)との間には1㎛前後の小柱間質(しょうちゅうかんしつ)を分けていることになります。
   1本の小柱(しょうちゅう)の結晶横断面は基本的には六角形であるが、ヒトの場合にはアーチ型(鍵穴型)を思わせます。小柱(しょうちゅう)はエナメル-象牙境(ぞうげきょう)(dentoenamel junction)から歯冠(しかん)の表面にほぼ放射状に走るがその走り方は必ずしも直線的ではなく、S状にしかも三次元的に彎曲(わんきょく)しています。こちらの性質がエナメル質のもろさを補っています。

   歯の組織切片を観察すると、エナメル小柱(えなめるしょうちゅう)の長軸に直交して約4㎛間隔の横紋(おうもん)(cross striation)が黒い線としてみられます。
   こちらは1日1本ずつつくられ、石灰化の悪いところとされています。
   また、同一時期に形成された多数の横紋(おうもん)が連なり、平行あるいは同心円状(どうしんえんじょう)(約10本間隔)にみえるやや濃い線をレッチウス条(れっちうすじょう)(Retzius’line)といい、エナメル質の成長線の一つとなっています。乳歯(にゅうし)と第一大臼歯(だいいちだいきゅうしのエナメル質では出生前後(しゅっしょうぜんご)につくられたレッチウス条を新産線(しんざんせん)(neonatal line)といいます。

   2.ハンター・シュレーゲル条

   エナメル質の研磨腐食標本では、エナメル-象牙境(えなめるきょう)に近いところで明るくみえる部分・明帯(めいたい)と暗くみえる部分・暗帯(あんたい)の交互の像がみられます。こちらの像をハンター・シュレーゲル条(Hunter-Schreger band)といいます。エナメル-象牙境(ぞうげきょう)から表面に向かって走るエナメル小柱(えなめるしょうちゅう)の走行が深層2/3では不規則にうねっているためで、明帯(めいたい)では小柱(しょうちゅう)が縦断(じゅうだん)され、暗帯(あんたい)では小柱(しょうちゅう)が横断(または縦断)されることで、光の反射と吸収が起こり現れる構造です。こちらは成長線ではなく、エナメル質の強化構造といえます。

   3.ナスミスの膜(まく)
   萌出直後(ほうしゅつちょうくご)のエナメル質の表面は角質性(かくしつせい)の約1㎛の薄い膜によって覆われていいます。こちらの膜は、発見者にちなんでナスミスの膜(Nasmyth’s membrane)といわれています。
歯小皮(ししょうひ)、エナメル小皮(えなめるしょうひ)(enamel cuticule)ともいいます。エナメル質の基質形成を終えたエナメル芽細胞(えなめるがさいぼう)の最後の有機性分泌物(ゆうきせいぶんぴぶつ)に由来するといわれています。
 
   咬耗(こうもう)や摩耗(まもう)の少ない歯冠(しかん)を適度の濃度の酸に浸しておくと、数十分後には表面の薄い皮膜を残すようにしてエナメル質が溶解します。こちらの膜が歯小皮(ししょうひ)に相当するもので、酸に対する抵抗力があるためエナメル質を保護することになります。

 ”エナメル紡錘(ぼうすい)とエナメル叢(そう)・エナメル葉(よう)”
 エナメル-象牙境(ぞうげきょう)からエナメル質に向かって突出します。先端がやや膨らんでいる小棍棒状(しょうこんぼうじょう)構造をエナメル紡錘(ぼうすい)(enamel spindles)といいます。切縁(せつえん)や咬頭頂付近(こうとうちょうふきん)で最もよく観察されます。エナメル紡錘(ぼうすい)はエナメル小柱(しょうちゅう)の走行と角度をなしています。
 エナメル質中に取り残された象牙芽細胞(ぞうげがさいぼう)の突起の一部と考えられます。
 一方、エナメル叢(そう)(enamel tuft)はエナメル-象牙境(ぞうげきょう)からエナメル質の厚さの1/4くらいまでの範囲に限定されて出現し、エナメル葉(よう)(enamel lamellae)はエナメル-象牙境(ぞうげきょう)からエナメル質表層までのエナメル質全層を貫いて出現します。
ともに有機質の多い低石灰化部です。

   2 象牙質(ぞうげしつ)
   象牙質(ぞうげしつ)は歯の成分の主体をなすものであり、発生学的には中胚葉性(ちゅうはいようせい)の歯乳頭(しにゅうとう)に由来します。動物によってエナメル質やセメント質を欠くことがあっても、必ず象牙質(ぞうげしつ)は存在します。象牙質(ぞうげしつ)の硬度はモース硬度計で5~6°(骨は4~5°)で、ほぼ長石(ちょうせき)の硬さに相当し、エナメル質より硬度は多少劣りますがエナメル質よりも弾性があります。色調は淡黄色(たんおうしょく)です。

   象牙質(ぞうげしつ)の化学成分は、重量比で70%の無機質、18%の有機質(ゆきしつ)および12%の水分です。無機質の成分はセナメル質と同じくリン酸カルシウムであるが、結晶の大きさはエナメル質よりも小さいです。有機質の主成分はコラーゲン線維(せんい)です。

   象牙質(ぞうげしつ)のうち、最初に形成される厚さ約20㎛の象牙質(ぞうげしつ)を外套(がいとう)象牙質(ぞうげしつ)(mantledentin)といい、外套象牙質(がいとうぞうげしつ)の次に形成された象牙質(ぞうげしつ)を髄周象牙質(ずいしゅうぞうげしつ)(circumpulpaldentin)といいます。髄周象牙質(ずいしゅうぞうげしつ)が象牙質(ぞうげしつ)の大部分を占めています。象牙質(ぞうげしつ)と象牙質細胞(ぞうげがさいぼう)の間には厚さ10~30㎛の未石灰化部(幼若象牙質)(ようがぞうげしつ)があり、こちらを象牙前質(ぞうげぜんしつ)(predentin)といいます。象牙質(ぞうげしつ)と象牙前質(ぞうげぜんしつ)の境界、すなわち石灰化前線(せっかいかぜんせん)には波状(なみじょう)や板状、またはその両者が混合するところがあり、球状石灰化(きゅうじょうせっかいか)、板状石灰化として象牙質(ぞうげしつ)の石灰化様式(せっかいかようしき)を示唆(しさ)するものです。

  1. トームスの線維(せんい)
  象牙芽細胞(ぞうげがさいぼう)は歯乳頭表面(しにゅとうひょうめん)の細胞が変化したものであるが、象牙芽細胞(ぞうげがさいぼう)は象牙質(ぞうげしつ)の基質を形成するにあたり、細胞突起(さいぼうとっき)を長く残しながら歯髄方向(しずいほうこう)に後退します。こちらの細胞突起(さいぼうとっき)をトームスの線維(せんい)(Tomes’fiber)または象牙線維(ぞうげせんい)(dentinal fiber)といいます。トームスの線維(せんい)は象牙質(ぞうげしつ)の表層からエナメル質およびセメント質の境界近くまで長く伸びています。

  象牙質(ぞうげしつ)の知覚は、無髄神経線維(むずいしんけいせんい)がトームスの線維(せんい)とともに少数の象牙細管(ぞうげさいかん)に入っていることによります。象牙細管内(ぞうげさいかんない)の組織液の移動や自由神経終末(じゆうしんけいしゅうまつ)の存在などの関わりが推察(すいさつ)されています。

   2.象牙細管(ぞうげさいかん)
    象牙細管(ぞうげがさいかん)(dentinal tubule)は、象牙芽細胞(ぞうげがさいぼう)が基質(きしつ)を形成しながら歯髄(しずい)のほうに後退していった道程を示したもので、象牙質全層(ぞうげしつぜんそう)を貫いています。象牙芽細胞(ぞうげがさいぼう)の数と細管(さいかん)の数および走行は一致します。径は約4㎛で、そちらの経過中に多数の側枝を出し、象牙細管(ぞうげがさいかん)のなかをトームスの線維(せんい)が走ります。
 象牙細管(ぞうげさいかん)は象牙質全層(ぞうげしつぜんそう)をS字状の形で貫き、象牙質(ぞうげしつ)の表層部では凸彎(とつわん)を歯冠方向(しかんほうこう)に、深層部(しんそうぶ)では凸彎(とつわん)を歯根方向(しこんほうこう)に向けています。

    3.管周象牙質(かんしゅうぞうげしつ)と管間象牙質(かんかんぞうげしつ)
    管周象牙質(かんしゅうぞうげしつ)(peritubular dentin)は、石灰化(せっかいか)した象牙質(ぞうげしつ)の象牙芽細管周囲(ぞうげがさいかんしゅうい)にある約0.6㎛幅の限局(げんきょく)した部位です。一方、管間象牙質(かんかんぞうげしつ)(intertubular dentin)は、象牙細管(ぞうげさいかん)と象牙細管(ぞうげさいかん)の間を埋めている象牙質(ぞうげしつ)で、象牙質(ぞうげしつ)の大部分を構成しています。 管周象牙質(かんしゅうぞうげしつ)のほうが管間象牙質(かんかんぞうげしつ)より石灰化の程度が高いです。

    4.象牙質(ぞうげしつ)の成長線(せいちょうせん)
     歯冠象牙質(しかんぞうげしつ)で、象牙細管(ぞうげさいかん)の走行に直角に走る4~8㎛間隔の細い平行な線をエブネル線(lines of von Ebner)といいいます。こちらの間隔は象牙質(ぞうげしつ)の1日の形成量に相当し、エナメル質の横紋(おうもん)に相当します。また、石灰化不全(せっかいかふぜん)が強調された線は、オウエンの外形線(がいけいせん)(contour lines of Owen)といいます。

    5.球間象牙質(きゅうかんぞうげしつ)
    歯冠象牙質(しかんぞうげしつ)には、球状石灰化(きゅうじょうせっかいか)の融合不全(ゆうごうふぜん)により発生しました、石灰化不全部(せっかいかふぜんぶ)がみられます。こちらを球間象牙質(きゅうかんぞうげしつ)(interglobular dentin)といいます。

    6.トームス顆粒層(かりゅうそう)
     歯根象牙質(しこんぞうげしつ)では象牙細管終末部(ぞうげさいかんしゅうまつぶ)がループ状に終わっているため、研磨腐食標本においてはそちらの表層で断面形態が小顆粒層(かりゅうそう)は低石灰化部(ていせっかいかぶ)です。

    3 セメント質
    セメント質(cementum)は歯根象牙質(しこんぞうげしつ)を覆っている硬組織(こうそしき)で、発生学的には歯小嚢由来(ししょうのうゆらい)です。主に歯の支持組織としての役割を果たします。モース硬度計で4~5°の硬さを示し、骨の硬さに匹敵します。無機質の含有量(がんゆうりょう)が65%とエナメル質や象牙質(ぞうげしつ)に比べて低く、残りは23%の有機質と12%の水分です。厚みは歯頸部(しけいぶ)では20~50㎛にすぎませんが、根尖側(こんせんそく)に向かうにしたがって厚みを増します(150~300㎛)。また、多根性(たこんせい)の歯では歯根(しこん)の分岐部(ぶんきぶ)でセメント質が肥厚(ひこう)しています。
    セメント質は、セメント芽細胞(がさいぼう)(cementoblast)によって新しいセメント質が持続的に添加(てんか)されます。こういった理由で、セメント質は終生にわたって生き、持続的に厚みを増す一方、慢性的な刺激を受けると肥厚(ひこう)が促進されてセメント質肥大(ひだい)を起こすこともあります。
ただし、周期的(しゅうきてき)な新たなセメント質沈着(ちんちゃく)(成長線)(せいちょうせん)はあっても、骨のような改造現象はありません。
    セメント質のうち、歯根象牙質(しこんぞうげしつ)の表面に形成されるセメント質は原生セメント質(primary cementum)といわれ、こちらは無細胞セメント質です。のちに原生セメント質の上に新たに形成されるセメント質は第二セメント質(secondary cementum)または後生セメント質といわれ、そちらのなかに細胞成分が閉じ込められて有細胞セメント質を覆っています。
セメント細胞(cementocyte)はセメント芽細胞からなり、セメント小腔(しょうくう)(cement lacuna)内に埋没されます。セメント小腔(しょうくう)は、周囲にセメント細管(さいかん)(cementcanaliculus)を出しています。
 
 つぎに、セメント質には以下のような性質があります。


   ① セメント質内には、基質線維(きしつせんい)としてのコラーゲン線維(せんい)(intrinsic fiber)と歯根膜由来(しこんまくゆらい)のシャーピー線維 (せんい)(extrinsic fiber)があります。石灰化(せっかいか)が進むと両者は区別できなくなります。

   ② 歯頸部(しけいぶ)におけるセメント-エナメル境(きょう)(cementoenamel junction)の接触状態は、セメント質がエナメル質に接触するか覆いかぶさることが多いです(両者で約80%)。

   ③ 咬合(こうごう)によるストレスや外的ストレスに対して、セメント質は骨よりも抵抗力が強いです。したがって、矯正力をかけるとセメント質は吸収せずに骨だけが吸収し、歯が移動することになります。

    4 歯髄(しずい)
    歯髄(しずい)は発生学的には歯乳頭由来(しにゅうとうゆらい)の組織で、歯乳頭(しにゅうとう)による象牙質形成(ぞうげしつけいせい)の後に囲まれた部分を歯髄(しずい)とよびます。発生由来から、象牙質(ぞうげしつ)と歯髄(しずい)を一括して象牙質-歯髄複合体として扱うこともあります。歯髄腔(しずいくう)が髄質(ずいしつ)と根管(こんかん)に分けられるのと同様、冠部歯髄(かんぶしずい)と根部歯髄(こんぶしずい)に分けられ、両者の間は組織学的に移行的です。
    歯髄(しずい)は象牙質(ぞうげしつ)の形成と栄養供給、炎症に対する防衛、そして感覚機能をもっています。歯髄(しずい)には神経と血管が豊富に存在し、上・下/歯槽動・静脈より分かれた歯根膜隙(しこんまくげき)の血管と根尖孔(こんせんこう)で連絡しています。神経には、有髄有鞘神経(ゆうずいしょうしんけい)(知覚性)と無髄有鞘神経(むずいしょうしんけい)(交換性)が存在します。なお、歯髄(しずい)におけるリンパの存在はいまだ十分解明されていません。
    歯髄(しずい)は、主細胞としての歯髄細胞(しずいさいぼう)(歯髄(しずい)の線維芽細胞(せんいがさいぼう))以外に、未分化間様細胞(みぶんかかんようさいぼう)、大食細胞(たいしょくさいぼう)など、さまざまな細胞や豊富な組織液ならびに線維成分からなります。歯髄(しずい)の表層には、象牙前質(ぞうげぜんしつ)を介して多数の象牙芽細胞(ぞうげがさいぼう)からなる象牙芽細胞層(ぞうげがさいぼうそう)(odontoblasticzone)があり、そちらの下層には、細胞成分は少ないですが神経線維(しんけいせんい)が密集している細胞希薄層(さいぼうきはくそう)(cell free zone,zone of Wail)、こちらに次いで細胞成分が多くなった細胞緻密層(さいぼうちみつそう)(cell rich zone)があります。歯髄(しずい)の表層にある象牙芽細胞(ぞうげがさいぼう)は、高度に分化(ぶんか)しており分裂・増殖はしないが、齲蝕や治療などによる刺激に誘発されると細胞希薄層の未分化間様細胞(みぶんかかんようさいぼう)が象牙芽細胞(ぞうげがさいぼう)に分化して新たに象牙質(第二象牙質)(だいにぞうげしつ)を形成し、歯髄(しずい)を保護するようになります。したがって、生きている限り象牙質(ぞうげしつ)は形成され、年齢とともに歯髄腔(しずいくう)は狭くなります。
    歯髄内(しずいない)には、加齢に伴い、時に独立した血栓、変性細胞(へんせいさいぼう)、コラーゲン線維(せんい)などが核になって同心円状(どうしんえんじょう)に形成される石灰化粒(pulp stone, 象牙粒 denticle)が認められることがります。

 

体調に気を付けて

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