歯科技工/歯冠(しかん)の形態

こんにちは。きりん(@kirinaccount)です。

 

歯はたいせつですね。

歯科技工学/歯科用語は

・歯冠(しかん)

・歯根(しこん)

・天蓋(てんがい)

・髄室天蓋(ずいしつてんがい)

・歯髄(しずい)

・根管(こんかん)

 

  が登場します。

 

 

 

        みだし

        1.  歯冠の形態(しかんのけいたい)
        2.  歯根の形態(しこんのけいたい)
        3.  歯髄の形態(しずいのけいたい)

 

 

歯冠(しかん)の形態は

・切歯(せっし)はノミ状で切縁結節(せつえんけっせつ)

・犬歯(けんし)は槍(やり)の穂状(ほおじょう)で尖頭(せんとう)をもちともに切縁(せつえん)、辺縁隆線(へんえんりゅうせん)や基結節(きていけっせつ)をもちます。

 

・臼歯(きゅうし)は六面体です。

 

・上顎小臼歯(じょうがくしょうきゅうし)は頬舌的(きょうぜつてき)に長い直方体下顎小臼歯(かがくしょうきゅうし)は類円筒形(るいえんとうけい)

 

・上顎大臼歯(じょうがくだいきゅうし)は平行六面体(ひしがた)

 

・下顎大臼歯(かがくだいきゅうし)は近遠心方向(きんえんしんほうこう)に長い直方体

 

と歯によって形態がことなります。

 

 

 

2個以上の咬頭(こうとう)をもち中心溝(ちゅうしんこう)を挟んで(はさんで)頬側咬頭(きょうそくこうとう)と舌側咬頭(ぜっそくこうとう)が対峙(たいじ)します。

 

咬頭(こうとう)と近遠心(きんえんしん)の辺縁隆線(へんえんりゅうせん)に挟まれ(はさまれ)た面を咬合面(こうごうめん)といいます。歯冠(しかん)と歯根(しこん)との境界線、エナメル質とセメント質との境界線を歯頸線(しけいせん)といいます。

 

 

歯頸線(しけいせん)は歯を取り巻いて波状の経過を示しすなわち、唇側線(しんそくせん)(頬側線)(きょうそくせん)と舌側面(ぜっそくめん)では歯根側(しこんそく)に向かって凸彎(とつわん)し、両隣接面(りょうりんそくめん)では反対方向に歯冠側(しかんそく)に向かって凸彎(とつわん)しています。また、彎曲(わんきょく)の程度は切歯(せっし)と犬歯(けんし)では著しいが臼歯(きゅうし)においてはあまり強くないです。つぎに、近心面(きんしんめん)における彎曲(わんきょく)の程度は遠心面(えんしんめん)における彎曲(わんきょく)より強いです。

 

 

歯根(しこん)の分岐部(ぶんきぶ)が歯頸線(しけいせん)に近接(きんせつ)している下顎大臼歯(かがくだいきゅうし)ではエナメル質が歯根(しこん)に向かって突出し歯頸線(しけいせん)はややV字状の屈曲(くっきょく)を示します。とくに突出(とっしゅつ)が著名な場合こちらを根間突起(こんかんとっき)あるいはエナメル突起(えなめるとっき)とよびます。

 

歯髄(しずい) 歯髄(しずい)の入っている空洞を歯髄腔(しずいくう)または髄腔(ずいくう)といい、形態はだいたい象牙質(ぞうげしつ)の外形に似ています。

歯髄腔(しずいくう)は歯冠(しかん)に相当する部分にある

 

・髄室(ずいしつ)/pulp chamber

 

・歯根(しこん)の外形に応じた根管(こんかん)/root canal

 

とに区別されます。

 

髄室(ずいしつ)の位置は解剖歯冠(かいぼうしこん)より、かなり根尖側(こんせんそく)にずれています。髄室(ずいしつ)にある歯髄(しずい)を冠部歯髄(かんぶしずい)根管内(こんかんない)にある歯髄(しずい)を根部歯髄(こんぶしずい)といい冠部歯髄(かんぶしずい)のうち髄質角(ずいしつかく)にあるものをとくに髄角(ずいかく)とわれます。髄室(ずいしつ)の側壁(そくへき)はそちらが向いている歯面(しめん)の名前をつけたとえば、臼歯(きゅうし)では近心壁(きんしんへき)、遠心壁(えんしんへき)、頬側壁(きょうそくへき)、舌側壁(ぜっそくへき)といいます。髄質(ずいしつ)の天井、すなわち咬合面(こうごうめん)に相対する上壁(じょうへき)は髄室天蓋(ずいしつてんがい)/occlusal wall chamberといい切縁(せつえん)、尖頭(せんとう)や咬頭(こうとう)に一致して髄室天蓋(ずいしつてんがい)より突出した部分を髄質角(ずいしつかく)/horn of chamberといいます。

 

複根性(ふくこんせい)の歯や単根性(たんこんせい)でも2根管性(2こんかんせい)の歯の髄室(ずいしつ)には上壁(じょうへき)に対して下壁(かへき)があり、こちらを髄室床(ずいしつしょう)/floor of pulp chamber といいます。2根管以上(2こんかんいじょう)の歯の根管(こんかん)は髄室床(ずいしつしょう)から始まりその入口は根管口(こんかんこう)とよばれます。

 

根管(こんかん)の形はおおまかに、歯根(しこん)の外形に一致して1根1根管(1こん1こんかん)ですが、歯によっては1根(1こん)に2根管(2こんかん)以上ある場合がしばしばみられ、つぎのような形態をとります。

 

①単純根管(たんじゅんこんかん):根管(こんかん)の形が歯根(しこん)の外形に似ており歯根(しこん)の数と根管(こんかん)の数が一致します。

 

②分岐根管(ぶんきこんかん):1本の歯根(しこん)の中で根管(こんかん)がほぼ同じ大きさの2管(2かん)に分かれ、それぞれ別々の根尖孔(こんせんこう)として開口する場合分岐根管(ぶんきこんかん)あるいは2根管(2こんかん)にわかれたものが根尖(こんせん)の近くで合流して1本となり、そのまま1個の根尖孔(こんせんこう)として開口する場合不完全分岐根管(ふかんぜんぶんきこんかん)とよばれます。

 

③側枝(そくし)網状根管(あみじょうこんかん):

根尖部(こんせんぶ)セメント質の中で分岐(ぶんき)する根尖分岐(こんせんぶんき)主根管(しゅこんかん)からほぼ直角に分岐(ぶんき)する側枝(そくし)などもあります。分岐根管(ぶんきこんかん)において側枝(そくし)などが多数現れて網状となったものを網状根管(あみじょうこんかん)といいます。

 

 

単根歯(たんこんし)で根管(こんかん)が1本の場合には髄室床(ずいしつしょう)を欠き髄室(ずいしつ)と根管(こんかん)とが自然に移行しているため、くらべてみると両者の境界は不明瞭です。

 

しかし、複根管(ふくこんかん)の場合は、髄室(ずいしつ)と根管(こんかん)の区別が明瞭(めいりょう)とされています。

 

”引用 歯科技工学 歯の解剖学”

 

 

体調に気を付けて

合格まで頑張ってください。

応援しています。


Tweetよろしくお願いします!